松井酒造合名会社様
type:website
tool:XD / Photoshop
design
ウィスキーやジンなどを製造する製造会社様。 コンペ提出作品(クラウドサービス)
お店の紹介
- ウィスキーやジンなどを製造する鳥取県倉吉市にある製造会社様。
- 鳥取の湧き水で手塩にかけ製造したジャパニーズウィスキーが自慢。
- 海外にも顧客がいる。
目的
内容の重複した公式HPとコーポレートサイトを1つにまとめ、高級感のあるサイトをつくりたい。
課題
- 内容の重複した公式HPとコーポレートサイトが存在するため精査してすっきりまとめたい
- 海外の顧客も多いため、言葉だけでなくビジュアルを活かしたサイトにしたい
- 高級感を出したい
解決策
- コンテンツの洗い出しと、目的に合った優先順位をもとにした構成設計
- 外国人の好む「和」デザインを多用する
- 高級感を表現するための余白、グラデーション、フォントに気を配る
ペルソナ
- 50~60代の日本人男性
- ジャパニーズウィスキーに関心のある外国人
テーマ
高級感・日本の和・神秘性
情報設計
ウィスキーの基本を調べるところから始めて、そもそもどういうもので、どんな製造方法なのか、調べた上でどのようにアピールすべきか構成を考えました。高級感を出すカギとなる余白・配色・フォントにこだわり、全体を通して余白をたっぷり使い、背景やコンテンツにグラデーションを多用して高品位なイメージを、フォントは游明朝で上品さを表しました。既存の公式HPにあった鳥取の朝焼けの写真がとても美しく、鳥取の良さやウィスキー製造における神秘性、高級感を伝えるためにもその朝焼け色を背景色に生かし、神秘的な雰囲気のグラデーションをつくりました。オレンジ部分はウィスキーを想像させる、寄せたオレンジ色にしました。
デザイン
既存の公式サイトにこちらの画像が使われており、「鳥取の大自然」と、色で「ウィスキー」を連想できる素敵な画像だったのでリニューアルの際もそのまま使用しました。画像を綺麗に全面に貼り付けたかったのでナビゲーションを透過し邪魔にならないようにしました。
内容の重複した2つのサイトの各コンテンツを洗い出し、精査して優先順位をつけました。その際、お客様が何を期待してサイトを訪れるのか、何を求めているのかを基準として考えました。長年のファンや海外にも顧客がいることを考慮し、販売開始や最新情報を待つ松井酒造のファンが訪れる予想のもと、お知らせを最優先コンテンツとしました。
余白をたっぷり取り、敷居の高さや余裕を表現しました。「手塩にかけた」「じっくり育て上げた」「手間と時間をかけた」などの言葉を入れ、誇るべきジャパニーズウィスキーであることを強調しました。
背景のグラデーションは、高級感・ウィスキーの色味・鳥取の美しい空を意識して作りました。
ラインナップにもグラデーションを使い、視覚的に飽きさせない工夫をしました。免税店限定ボトルは、パッケージが外国人の好む「和」のデザインなのでもっとアピールすべきだと考え、背景を和風な山吹茶色のグラデーションにして和の雰囲気と高級感を出しつつ商品を引き立てました。またラベルのように貼り付けて他と差別化を図りました。
「企業情報」は、分かりやすさ重視でシンプルに美しく仕上げました。
フッターはグラデーションの色合いを壊さないように濃いめの紺色を選択して空の色を演出しました。